顧客情報を表計算、メール、担当者のメモへ分散させると、問い合わせ後の連絡漏れや、過去の見積もりを探す時間が増えます。
CRMは高機能な営業システムから始める必要はありません。問い合わせから契約、再依頼まで、現在追えていない情報を一つにする目的で選びます。
CRMが必要になるサイン
問い合わせの返信漏れ、担当者しか状況を知らない、見積後の追客ができない、再依頼の時期が分からない状態が増えたら検討します。
件数が少なく表計算で追える間は、項目と更新ルールを整えるだけでも改善できます。
顧客名簿を作るだけでは成果は変わりません。次の連絡日、案件状況、失注理由など、行動に使う項目を決めます。
比較する7項目
顧客、案件、活動履歴、タスク、権限、外部連携、データ出力を比較します。
利用人数、保存件数、メール送信、分析機能など、プランごとの上限を現在と1年後で確認します。
入力項目が多いほど情報は増えますが、担当者が更新しなくなると古いデータになります。必須項目を絞り、自動連携できる部分を確認します。
ここを確認
- 問い合わせから契約まで状態を追える
- 次の対応日を設定できる
- 担当者以外も履歴を確認できる
- 利用者権限を分けられる
- 顧客・案件データを出力できる
条件に合う顧客管理・営業管理を確認
この記事に関連するサービスです。料金だけでなく、必要な機能、契約期間、解約条件も公式サイトで確認してください。
見積太郎(ミツモッタロー)
料金・数量・オプションを選ぶと概算を自動計算できる、自社専用の見積もりシミュレーターを作成できます。
- 向いている人
- 問い合わせ前に料金目安を示し、見積対応を効率化したい事業者
- 料金の目安
- 購入プラン・利用条件を公式サイトで確認
うちでのこづち
ECの顧客データを分析し、メールや施策の改善などリピート購入を促す販売支援に活用できます。
- 向いている人
- ネットショップのリピート率やLTVを改善したい事業者
- 料金の目安
- 月額50,000円から。契約内容・データ量等で変動
最小項目から始める
顧客名、連絡先、問い合わせ内容、案件状況、金額、次回対応日、担当者から始めます。
入力されない項目は削り、必要なレポートから逆算して項目を追加します。
メール、フォーム、カレンダー、請求書などとの連携は、どのデータがどのタイミングで同期されるかをテストします。
既存データを移す
重複、表記揺れ、退職者のメモ、古い連絡先を整理し、少量でテストしてから移行します。
移行前の原本を保存し、件数と重要顧客の履歴が一致するか確認します。
個人情報を扱うため、利用者権限、退職者の停止、ログ、二段階認証、バックアップを確認します。
導入後30日の確認
毎週、未対応案件、入力漏れ、重複、使われていない項目を確認します。
将来の乗り換えに備え、顧客、案件、活動履歴を出力できるか確認します。無料プランの件数上限も早めに見ます。
ここを確認
- 担当者全員が同じ状態名を使う
- 次回対応日が空欄の案件を確認する
- 退職・異動時の権限変更を決めた
- 月次で成約率と失注理由を見る
準備を一つずつ具体化しよう
小規模事業者のCRMは、入力項目の多さより、次の対応が見えることが重要です。顧客・案件・連絡履歴を最小構成で集め、運用が続くことを確認してから機能を増やしましょう。
気になる項目は、下の関連ページからサービスの特徴や選び方を比較できます。条件を揃えて確認し、自分の事業に必要なものから準備を進めてください。